「今回はもう1人います」
M師匠(ハンター暦25年)から出猟の通達があり、とにもかくにも東に向かいました。東の国といえば狩猟のメッカ。こちらの国より明らかに鹿天国とのこと。
この時期は地元プレデターも遠征プレデターも多数入っている!とのことでより慎重な狩猟が求められますなぁ。あのような事件もあったことだし・・・。
M師匠「こちら地元のSさんです」
おお...この雰囲気や物腰から、さぞかし名のある御老公とお見受け致しま...
M師匠「わたしの師匠です」
「ファ----」
M師匠のさらに師匠だと...彼はおれのグランドマスターか...
なんでもM師匠が若い頃から何度も山に同行し、忍び猟を叩き込まれたとのこと。
当時有名だった狩猟パーティ「レッドフォックス」という所属地域に拘らない狩猟集団があった。来るもの拒まず去る者追わずのスタイルだが、あまりにストイックな戦闘スタイルから同行にはかなりハードルが高かったと言う。というか普通は付いて行けないとのこと。〔M氏談〕
御老公は御歳71歳、21歳から始めたと言ってたから狩猟歴50年❗️(50年‼️‼️)
今も現役の忍び猟専門のハンター。只者ではないフォースを感じるわけだわ。
猟はグランドマスターが40年縄張りにしている地域を勢子〔追い立て役〕と待ち伏せに分かれて、山頂や沢から追われて逃げてきた鹿を待ち伏せが仕留めるもの。
地形を熟知してるグランドマスターの指示によりどんどん鹿が捕獲されていく...あっという間にマシーンにも満載。
パダワンである私も勢子や待ち役をしましたが、やはりステルス能力の差は歴然としているらしく見事に逃げられる。
鹿🦌出る→まず驚く(;゚Д゚)ウワァァ...
→弾を装填〔遅い〕→構える→鹿プイッ🦌
→鹿猛ダッシュで崖下へジャンプ→(;゚Д゚)アワワ
を繰り返して、ことごとく逃げられてました。必殺の間合いで討ち取れるのはいつのことやら^^
お昼ごはんを山頂で食べながらグランドマスターとちょっと話した。
「パダワン君〔私〕、狩猟とはこだわりだよ。こだわりのない者の狩猟はアレだねぇ(笑)」
たくさんある厳しいルールを守り、その制約をむしろ楽しみ、何を目的に狩猟するかを考えてな。
とのこと。
グランドマスターは法律の定めをキッチリ守り、鹿の首しか撃たない。角度が悪かったら美味しい肉は取れないから撃たない。
食べる量の肉を取れたらその日はオワリ。大物をスコープに捉えても、搬送できないと思ったら撃たない。
取れない日は絶対深追いしない。また次回来ればさらに良い鹿になってると考えてる。
人と競わない。
山の移動術、射撃術、解体搬送術、全ては美味しい肉をいただくために集約されている。
あまり多くを語らないグランドマスターでした。
次回はもうちょっと足を引っ張らないよう、ハンターランクを上げて同行できたらなぁ😁